うみのたからもの

~うみのたからものプロジェクト~


こんにちは.おちゃです。
私は、鹿児島の離島でうみのたからものプロジェクトというものをはじめました。

5月から10月にかけて、沖永良部島のビーチにはウミガメが産卵にやってきます。島の海はとてもきれいです。しかし、浜には外国から漂着するたくさんの海洋ゴミがあり、遊びに来た人がごみをそのまま置いて帰る事も少なくありません。下の写真のようにマイクロプラスチックと呼ばれる小さなプラスチック破片もたくさんあります。

ウミガメの産卵跡を探しながら海洋ゴミを拾っていたら、その中にシーグラスやお茶碗の欠片など、見つけて嬉しくなるゴミも混じっていることに気づきました。そこで、そんな見つけて嬉しくなるゴミを「たからもの」にすることを思いつきました。

このプロジェクトは浜でゴミを拾いながらシーグラスなども拾い、アクセサリーや写真立て、ランプやキャンドル立てを作り、それを売ってその利益をウミガメやさんごの保護活動に寄付するというものです。

もし、ゴミが風で飛んで海に流されていってしまったら...? 違う国や太平洋、日本のどこかで生き物が間違えてそのゴミを食べてしまうこともあるかもしれません。それをくいとめるためにこのプロジェクトを立ち上げました。


島に移住してきた小学5年生が発案したこのプロジェクトは、これまで「奉仕活動」でしかなかった海岸清掃を「たからもの」に生まれ変わらせようというものです。これまでの活動で得た利益は「“珊瑚の再生・植え付けプロジェクト」への寄付やビーチで拾ったゴミの処理費用などに使用しています。