~e.lab<オンラインdeまなび場>開設のお知らせ

保護者のみなさま

知名町では、新型コロナウィルス感染拡大防止のための休校中、子どもたちの学びを支える「e.lab<オンラインdeまなび場>」を開設しました。


●e.lab<オンラインdeまなび場>とは

「e.lab<オンラインdeまなび場>」は知名町の全小中学校の児童、生徒、保護者を対象にしたオンラインの教室です。Wi-Fi環境のないご家庭にもご参加いただけるよう、保護者利用率の高い「LINE」のオープンチャットを使用し、学年に応じた英会話ミニレッスン動画の配信、教育コンテンツのご紹介や情報モラルに関する情報提供等を行います。

また、家庭教育支援員と教員免許を持った学習支援員が学習支援とこころのケアにあたります。勉強のわからないことへの質問や自宅学習に関する相談、休校中にチャレンジしてみたことの報告などにご利用いただけます。

チャット可能な時間は朝8時から21時までです。この時間外の投稿はご遠慮ください。


●今、オンラインでの対応が必要な理由

休校中の子どもたちは自由に外出できず、お友だちにも会えない日々が続きます。そうするとどうしてもテレビやゲーム、動画サイト等に触れる時間が増えてしまい、心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。とは言え、休校の間ずっと保護者が子どもの相手をするわけにもいかないですよね。

島外では3/2から今もずっと休校が続いている地域も多く、中には自治体をあげて民間と協働しながらオンラインを活用した教育を実施している地域もあります。答えのない問いにあふれる変化激しい社会の中で、今、できることを模索し試行錯誤しながら環境を整える努力を惜しまない自治体があります。そんな地域で教育を受けることのできる子どもたちは今、メディアやインターネットをただ消費するのではなく、適切に活用する方法を実際に体験しながら習得しています。

この非常事態が収束したとき、今舵を切った地域とそうでない地域には、大きな「格差」が生まれてしまうかもしれません。離島にいても、自宅にいても、世界とつながることのできるインターネットと上手に付き合うことで、その可能性は大きく広がります。しかしながら、インターネットやSNSについては危険性ばかりが注目され、効果的な利用法についての指導はほとんどなされていないのが実情です。

2017年12月より知名町田皆字で実施しているe.lab<放課後のまなび場> では、zoom等ウェブ会議ツールを使って、東京の大学生による遠隔学習支援を試験的に実施していたことがあります。そのノウハウをいかし、双方向にやりとりしながら楽しく学べるオンラインの居場所づくりを目指します。


●お願い

e.lab<オンラインdeまなび場>は、子どもたちの安全を守るためにも、登録者のみが参加できるしくみになっています。大人に見守られながら、子どもたちが安全にやりとりできるオンラインの居場所をつくり、適切なインターネットやSNSとの付き合い方を身に付けられるような場を目指したいと思いますので、保護者のみなさまのご理解、ご協力をお願いいたします。

e.lab

おきの「えらぶ」で、自分で「えらぶ」ラボ=e.lab(イーラボ) <放課後のまなび場>は鹿児島県の離島、沖永良部島にある子どもたちが自由に遊べるまなび場です。 地域おこし協力隊として沖永良部島知名町に移住してきたふたりが 2020年7月に一般社団法人えらぶ手帖を設立。 ”遊ぶように学びながら暮らす島留学”をコーディネートしています。

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