マイクロプラスチックで万華鏡

緊急事態宣言が明け少し落ち着いてきたということで、今月からe.lab<探究のまなび場>をスタートしました!

第1回目の今日の午前中は奄美群島国立公園でビーチクリーン。これまでやってきたビーチクリーンと違うのは、「マイクロプラスチック」を拾う時間を設けてみたこと。

国立公園ながらたくさんの海洋ごみが漂着するこのビーチでは、多くのマイクロプラスチックが確認できます。マイクロというのは100万分の1を表す言葉ですが、一般的に、海中で波や紫外線にさらされ劣化し、5mm以下のサイズになったプラスチック片がマイクロプラスチックと呼ばれています。驚くことに、子どもたちの多くはその存在にすら気付いていなかったようです。

そして、午後からはひろったマイクロプラスチックをアップサイクルする探究の時間!おひるごはんのあとにもう1度集まってもらって、みんなにマイクロプラスチックを使った万華鏡の商品開発に挑戦してもらいました!

みんなで持ち寄った廃材と知識をフル活用して、ひとりひとりレシピの違う完全オリジナルの万華鏡。

算数ってこういうときに必要になるんだね...!

みんなでつくった万華鏡。おひさまに透かしてみたらいい感じ!スマホのライトで照らしてみるとこんな感じに仕上がりました!


これ、中身はミラーじゃなくて銀色の厚紙なんです。ちょっと本気でマイクロプラで万華鏡開発してみたくなってきました...!マイクロプラスチックビーチクリーンとセットでエコツアー化したいなぁ。

e.lab

おきの「えらぶ」で、自分で「えらぶ」ラボ=e.lab(イーラボ) <放課後のまなび場>は鹿児島県の離島、沖永良部島にある子どもたちが自由に遊べるまなび場です。 地域おこし協力隊として沖永良部島知名町に移住してきたふたりが 2020年7月に一般社団法人えらぶ手帖を設立。 ”遊ぶように学びながら暮らす島留学”をコーディネートしています。

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